モモとコモモの 千夜一夜物語 【エジプト旅行記 (6)】 [ モモと旅する]
【2012年3月22日(木)】
朝です。
熱は38度1分。
うん、このくらいなら大丈夫。
なんとか普通に動けます。
というわけで、朝6時に下のバーに下りて、朝のコーヒーとお菓子をいただきます。
夜の間にアスワンからコム・オンボまで船は航行してきました。
朝食前、コム・オンボ停泊中に神殿を観光するのです。
「まずはコーヒーだねっ」
「エネルギー補給!」
「ここがコム・オンボか~」
「お水が流れてる……」
ナイル川だからね。(笑)
そんなとき、お父さんが「ラクダが流れとる……」と言うので
「そんなバカな……」と思って川を覗くと……
流れてました。( ´Д`)
「ラクダさん……」
「死んじゃった……」
いや~、これはエジプトならではの光景でしょうか。(@@;)
では早速船を降りて観光です。
これが私たちの船「ムーンダンス号」。
昨夜は埠頭にいくつもの船が並んで停泊していたので
私たちの船は見ることができませんでした。
なるほど、こうしてみると立派ね。
さあ、コム・オンボ神殿です。
ソベクとホルスのお話にまつわる神殿なのですが、
ここにはナイロメーターや、神殿の柱の免震装置など、
科学的・建築学的にも貴重なものを見ることができました。
「ねえねえ、ソベクってワニ?」
「ワニなの~?」
ワニで象徴されてるらしいですね。
なので、ここからはワニのミイラも見つかったんですって。
神殿のふもとにはワニ博物館があって、ワニのミイラが展示されてます。
ちょうど私たちが訪れる直前に完成したということで、なんてラッキーな私たち。
「ワニ~!」
「ミイラ~!」
手のひらサイズのワニミイラもあってかわいかったよ。
さて、船に戻ったら、船はエドフに向かって出港です。
私たちは朝ご飯。
朝食はビュッフェです。
「美味しそうだね~」
「お客さん、少ないのに頑張ってるね~」
ワタクシ、微熱がありながらもしっかり食事はいただきました。
だって食欲はあるんだも~ん。
鼻水がひっきりなしに流れるけど、それ以外はいたって普通なんだもん。
ということで、朝食後はサンデッキに上がって両岸の風景を眺めました。
「いいねえ、いいねえ」
「これが船の醍醐味だね~」
のんびり横になったり……
プールでちゃぷちゃぷしたりしながら時間を過ごします。
古代エジプトではナイル川の東が生者の国、西が死者の国なので
西側にはお墓がたくさんあったりします。
次々と変わっていく風景を見ていると楽しい~
さあ、エドフに着きました。
馬車に乗ってホルス神殿に向かいましょう。
「こ…これがホルス神殿!」
「これまたでか~い!」
なんだかエジプトってスケールが違いますね。
とにかくどこもかしこも「デカイ」です。
「ホルス神だ~」
「トリさんなんだね……」
ハヤブサです。
エジプト航空のロゴもこのホルス神(空の神)が描かれてるよ。
あまりに暑かったのでアイスを食べました。
「観光地価格だったね……」
「高かったね……」
味はおいしかったけどね。(笑)
船に戻ったら出港&昼食の時間。
まずはスープからスタートです。
今日はカレー味のオニオンスープ。
うま~い!
前菜はズッキーニのグラタン。
これまたうま~い!
メインはチキンです。
「チキンもいいねっ」
「コモモはビーフがよかったな~」
デザートはフルーツ。
すっかり満腹になった私たちは、このあと船長室へ案内されました。
船長はヌビア人の農民なんですって。
このあたりのことをよく知っている人ということで5年契約で船長に採用されるのだとか。
1つの船に船長は3人いて、そのうちの2人が船に乗り込み、
交代で舵を取るんですってよ~
そして夕方にはティー・パーティー。
午前中にはピザ・パーティーがあったんだけど、
今日は朝から食べてばっかし。(笑)
「ちねちゃんのお腹が心配だね……」
「別の意味で心配だね……」
失礼しちゃうわね。プンプン。
そうこうしているうちに、船はエスナに。
これからエスナロックを通ります。
ロックゲート式のゲートを通って、ナイルのさらに下流へと移動します。
そうこうしているうちに夕暮れが……
見る見るうちに日が暮れていきます。
1時間ほど待っていると、一旦水位を下げたロックゲートから
徐々に対向の船が姿を現してきました。
私たちの船の順番ももうすぐです。
あたりがすっかり暗くなった頃、私たちの船はロックゲートに向かいました。
前に中国で三峡下りをしたときにもこのタイプのゲートは経験済み。
今度は要領が分かっているので、見ていても安心です。
20分かけて徐々に水位を下げ、船は無事にゲートを通過しました。
あ~あ、すっかり暗くなってるじゃん。
そろそろ夕食の時間なので、食堂に行きましょう。
今日の夕食はアラビアン・ディナー。
いろいろなアラビア料理が並びます。
チキンもあるよ。
私もいろいろ取ってきました。
「ちねちゃん、食べ過ぎ……」
「お腹ぽんぽんだよっっ」
ミートボールやライスもあって、それぞれアラビア風の味になっていて
どれもこれも美味しかったです。
この船の料理、結構レベルが高いよ。
デザートまでしっかり食べて満腹になりました。
食後はガラベーヤ・パーティー。
ガラベーヤは上から下までストンとした民族衣装です。
私もハーン・ハリーリで買ったガラベーヤを着て
みんなと一緒に踊りました。
体調は咳と鼻水以外、すっかりよくなりました。
熱も下がったようです。
明日はいよいよルクソール。
▲つづく▼
朝です。
熱は38度1分。
うん、このくらいなら大丈夫。
なんとか普通に動けます。
というわけで、朝6時に下のバーに下りて、朝のコーヒーとお菓子をいただきます。
夜の間にアスワンからコム・オンボまで船は航行してきました。
朝食前、コム・オンボ停泊中に神殿を観光するのです。
「まずはコーヒーだねっ」
「エネルギー補給!」
「ここがコム・オンボか~」
「お水が流れてる……」
ナイル川だからね。(笑)
そんなとき、お父さんが「ラクダが流れとる……」と言うので
「そんなバカな……」と思って川を覗くと……
流れてました。( ´Д`)
「ラクダさん……」
「死んじゃった……」
いや~、これはエジプトならではの光景でしょうか。(@@;)
では早速船を降りて観光です。
これが私たちの船「ムーンダンス号」。
昨夜は埠頭にいくつもの船が並んで停泊していたので
私たちの船は見ることができませんでした。
なるほど、こうしてみると立派ね。
さあ、コム・オンボ神殿です。
ソベクとホルスのお話にまつわる神殿なのですが、
ここにはナイロメーターや、神殿の柱の免震装置など、
科学的・建築学的にも貴重なものを見ることができました。
「ねえねえ、ソベクってワニ?」
「ワニなの~?」
ワニで象徴されてるらしいですね。
なので、ここからはワニのミイラも見つかったんですって。
神殿のふもとにはワニ博物館があって、ワニのミイラが展示されてます。
ちょうど私たちが訪れる直前に完成したということで、なんてラッキーな私たち。
「ワニ~!」
「ミイラ~!」
手のひらサイズのワニミイラもあってかわいかったよ。
さて、船に戻ったら、船はエドフに向かって出港です。
私たちは朝ご飯。
朝食はビュッフェです。
「美味しそうだね~」
「お客さん、少ないのに頑張ってるね~」
ワタクシ、微熱がありながらもしっかり食事はいただきました。
だって食欲はあるんだも~ん。
鼻水がひっきりなしに流れるけど、それ以外はいたって普通なんだもん。
ということで、朝食後はサンデッキに上がって両岸の風景を眺めました。
「いいねえ、いいねえ」
「これが船の醍醐味だね~」
のんびり横になったり……
プールでちゃぷちゃぷしたりしながら時間を過ごします。
古代エジプトではナイル川の東が生者の国、西が死者の国なので
西側にはお墓がたくさんあったりします。
次々と変わっていく風景を見ていると楽しい~
さあ、エドフに着きました。
馬車に乗ってホルス神殿に向かいましょう。
「こ…これがホルス神殿!」
「これまたでか~い!」
なんだかエジプトってスケールが違いますね。
とにかくどこもかしこも「デカイ」です。
「ホルス神だ~」
「トリさんなんだね……」
ハヤブサです。
エジプト航空のロゴもこのホルス神(空の神)が描かれてるよ。
あまりに暑かったのでアイスを食べました。
「観光地価格だったね……」
「高かったね……」
味はおいしかったけどね。(笑)
船に戻ったら出港&昼食の時間。
まずはスープからスタートです。
今日はカレー味のオニオンスープ。
うま~い!
前菜はズッキーニのグラタン。
これまたうま~い!
メインはチキンです。
「チキンもいいねっ」
「コモモはビーフがよかったな~」
デザートはフルーツ。
すっかり満腹になった私たちは、このあと船長室へ案内されました。
船長はヌビア人の農民なんですって。
このあたりのことをよく知っている人ということで5年契約で船長に採用されるのだとか。
1つの船に船長は3人いて、そのうちの2人が船に乗り込み、
交代で舵を取るんですってよ~
そして夕方にはティー・パーティー。
午前中にはピザ・パーティーがあったんだけど、
今日は朝から食べてばっかし。(笑)
「ちねちゃんのお腹が心配だね……」
「別の意味で心配だね……」
失礼しちゃうわね。プンプン。
そうこうしているうちに、船はエスナに。
これからエスナロックを通ります。
ロックゲート式のゲートを通って、ナイルのさらに下流へと移動します。
そうこうしているうちに夕暮れが……
見る見るうちに日が暮れていきます。
1時間ほど待っていると、一旦水位を下げたロックゲートから
徐々に対向の船が姿を現してきました。
私たちの船の順番ももうすぐです。
あたりがすっかり暗くなった頃、私たちの船はロックゲートに向かいました。
前に中国で三峡下りをしたときにもこのタイプのゲートは経験済み。
今度は要領が分かっているので、見ていても安心です。
20分かけて徐々に水位を下げ、船は無事にゲートを通過しました。
あ~あ、すっかり暗くなってるじゃん。
そろそろ夕食の時間なので、食堂に行きましょう。
今日の夕食はアラビアン・ディナー。
いろいろなアラビア料理が並びます。
チキンもあるよ。
私もいろいろ取ってきました。
「ちねちゃん、食べ過ぎ……」
「お腹ぽんぽんだよっっ」
ミートボールやライスもあって、それぞれアラビア風の味になっていて
どれもこれも美味しかったです。
この船の料理、結構レベルが高いよ。
デザートまでしっかり食べて満腹になりました。
食後はガラベーヤ・パーティー。
ガラベーヤは上から下までストンとした民族衣装です。
私もハーン・ハリーリで買ったガラベーヤを着て
みんなと一緒に踊りました。
体調は咳と鼻水以外、すっかりよくなりました。
熱も下がったようです。
明日はいよいよルクソール。
▲つづく▼
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